Dr.工程Familyは、金型・試作・産業機械・専用設備・特注品・治具工具などの個別受注生産に適合する生産管理システムです。

製品情報

“Dr.工程PRO”のさらなる高精度化に向けた取り組みを開始

公開日:2022.03.28|最終更新日:2023/02/20

当社ではDr.工程PROのさらなる高精度化に向け、以下の取り組みを開始いたしましたのでお知らせいたします。

金型製造における工程管理の現状

 金型製造事業者では、複数の金型製造案件を同時並行で実施することが多いが、これらの案件で製造される金型は、更に複数種類の部品に分かれ、部品ごとに多くの工程を経て初めて1つの金型として完成する。金型の大小にもよるが、1つの金型だけで約数百~数千の工程を経て初めて完成に至るケースもある。
 各工程では、その製造内容によって使用する機械装置の種類や関わる作業員も変化するが、複数の製造案件が並行で走り、数百・数千の工程が入り組んでいる中、限られた経営資源(作業員や機械装置)をどのように最適に配置し、案件を期限内に仕上げるかは、これまで全体工程を把握している熟練工の勘と経験に頼る部分が多かった。

取り組みの背景

 株式会社シー・アイ・エム総合研究所(以下、CIM総研)は自社製品であるDr.工程PROを主軸に、DXを活用した最適工程をシミュレーションする事業を長年営んでいる。20年以上にわたる数百のお客様への導入経験を通じて最適化された業界最高精度のロジックにより、最適工程をシミュレーションする機能を磨いてきた。
 今回、Dr.工程PROのさらなる高精度化にむけて、株式会社日立製作所(以下、日立製作所)と取り組みを開始した。同社は製造業として培ってきたOTノウハウをもとに、様々な業種で経営と現場をつなぎながら生産計画を最適化するビジネスを展開してきており、今回金型業における最適化計画の実証実験を開始した。その結果をDr.工程PROに取り込み、高精度化を狙う。

実証実験の概要

 まずはCIM総研の工程管理ソフトウェアであるDr.工程PROと日立製作所の最適生産計画立案技術を連携することで、目的の精度が出せるかの実験を開始する。その後、実際に稼働しているユーザのデータを活用し、運用適合性確認の為の実証実験も予定している。
 今回の取り組みにより、各企業の経営資源を最大限活用した生産性向上に加え、熟練者の知見のデジタル化、再利用、活用など高齢化が進む中での技術承継に対する解決策の1つにもつながるものと期待している。

個別受注生産向け生産管理システム「Dr.工程Family」

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